自分づくり

自分づくりは0歳児から始まります。母親との関わりを通して、子どもは人に対する基本的な信頼感を育てていきます。この基本的な信頼関係をべースに子どもは自我を膨らませていきます。この信頼感の大切さは、いくら強調してもしきれないほどです。

成長とともに発達する身体や心は自分を試したくて仕方がないようです。そして興味のある世界に勇敢に挑戦していきます。言葉の獲得は相手との関係をさらに豊かなものにしていきます。

やがて、自分中心の心の世界から他者との関係を広げ、相手の気持ちを理解したり、思いやりを育てながら、相手の気持ちをコントロールする手だてを知っていきます。

面白いことに、4歳頃には集団の中での社会的な規範に従おうとする姿勢を見せます。5歳を過ぎれば、家庭や保育園での生活やルールのある集団遊びを通して「△△したいけれども、○○する」といった第2の自我(社会的自我)を成長させていきます。

ルールが自分の喜びを倍増してくれることを体験し、遊びや生活をさらにダイナミックなものにしてくれることを知っていくでしょう。

子どもたちが1人の人間として自信を持って自分の人生を作っていることを共励保育園の保育の目標とします。この目標を達成するには、子どもたちのバックボーンとなる家庭の役割は欠かせません。子どもたちのより良い成長のために、ご協力ください。

子供の自分づくりと保育実践

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▶ 各年齢の発達と保育
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▶ 保育園と家庭の役割

総合保育

▶ 遊びながら学ぶ“総合保育”小学館《3・4・5歳児の保育》から

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